ロンドンで情熱大陸。

 

友達から、「葉加瀬太郎さんのライブが13ポンドで聴けるよ!!」というGreat informationをいただきましてコンサートへ行ってきました。

会場は、歴史を感じる建物Cadogan Hall(カドガン ホール)。

 

会場に入ると、人、人、人。

だけど、飛び交う言語はほぼ日本語(笑)

現地に住んでいる方がほとんどと思われ、子ども連れのご家族での来場が多く見受けられました。お母さんやお父さんは日本語と英語を混ぜこぜでしゃべっていて、子どもはほとんど英語。しかも発音が良いときた。

かなりうらやましい。

 

 

ちょこっと早めについて、エントランス ホールで一杯飲むのが英国流。

私たちはお腹がすいていたので、アルコールは危険と判断。

オレンジジュースにCrispsを注文して、スタンディングテーブルで待機。

 

ちなみに、Crisps(クリスプス)とは日本で言う「チップス」のこと。

そして、イギリスでChips(チップス)を注文すると、フライドポテトが出て来ます。

(Fish & Chips のあれですね)

 

Crisps(クリスプス)。

言いにくいですが、イギリスに行くなら覚えておくと良いと思います。

はい、せーの、"Crisps"。

 

 * * *

 

時間も良い頃合いになり、会場中へ。

私たちはギャラリーへ。

(といっても、ここはアルバートホールと違って長椅子があって、ちゃんと指定席で座れました)

 

まずは、ピアノとバイオリンのみの演奏で、クラシックを2曲。

そこからインターバルを挟んで、おなじくブラームスなどのクラシックと、日本人作曲家による曲「たそがれ」、それから、葉加瀬さんのオリジナル曲を少し。

初めての生「情熱大陸」。

 

この曲名だけでも熱いですけど、葉加瀬太郎さん自身が、かーなーりの情熱的な人なんだと思います。

どの曲も、感情を入れての熱い演奏。

個人的にかなり好きです。

 

実のところ、始めのクラシックを聴いただけでは、ピアニストの人の良さが分かりませんでした。

上手なんだけど、私好みじゃないんかな、とそんな感じで。

でも演奏を聴いていくうちに、葉加瀬さんのアグレッシブな演奏をうまく受け止めて、テンポをパンクチュアルにキープできるというすごい点を発見してしまい、納得。

(あくまで私の主観です。すみません。)

 

演奏も盛り上がるところはパワフルにしかも正確に弾きこなし、バンド(後半からはカルテットで、アコーディオンともうひとつバイオリンが入りました)のベースをうまく作って。。。

感動してしまいました〜〜。

 

かなり満足です。

日本でも、近々短いツアーがあるそうです。

行きたいなぁ。

今回は無理でもまた来年とか。

 

ちなみに、インターバル後に参加されたバイオリニストの男の子。

若いなぁと思っていると案の定、葉加瀬太郎さんの出身大学の後輩にあたる方だそうで、コンサートマスターを努めていらっしゃったそう。卒業したての様子。

「2週間前に会って、意気投合して飲んで、一緒にコンサートしよう!という話になったんです」と。

そのフットワークの軽さがいい。

そして、その彼はなんてラッキーボーイなんだ!!!

 

 

ちなみに、葉加瀬さんのMCは全て英語でしたー。

すごい方です。全く。

 

やっぱ音楽っていいなぁ〜。