一つ前の日記に登場した小道の脇をそのまま道沿いに。
5分も歩かないうちに、左に道が開けて、
ミレニアム・ブリッジとテート・モダンが!!
あぁ、ロンドンに来てはや1ヶ月。
ようやく憧れのテート・モダンが目の前に。
あいにくの天気にもかかわらず、
ミレニアムブリッジを渡ってテート・モダンへ向かう
人はたくさんいらっしゃいました。
そのまま写真の正面を、正面入り口だと思い込んで入って行くと、なぜか2階に出てしまい、
「およよ?」とテコテコ明るい方へ歩いて行くと、眼下右に大きな出入り口が。
せっかくなので、一旦出て入り直してみることに。
以前、火力発電所だった建物をそのまま美術館に改築して使用されているだけあって、作りが重々しい。
でも、空間がすっごい広い。
なので、建物の重厚感の割に上下の抜け感が気持ちいいです。
入場料はFREE。
ちなみに大英博物館も、無料。
ナショナル・ギャラリー(*1)も、無料。
すばらしきロンドン。
芸術好きにはたまりません。
ちなみにここテート・モダンでは、
ピカソやサルバドール・ダリ、マティス、アンディー・ウォーホルなどの有名作家の作品を観ることができます。
あぁ、もう感動。
特別展は10ポンド前後(1600円ぐらい)かかるんだけど、
それも好評なシリーズ展らしく、気になるな〜。。。
9月までらしいので、
どうしても観たくなったらまた来よう。。。
ということで、今日はFREEの展示のみを観ることに。
あいにく作品の写真を撮ることは禁止されていたので、
その他の部分を紹介します。
展示室を観ている間、子どもたちが作品の前に座り込んで
スケッチブックに絵を描いている姿が。
目的は定かではないのですが、
(模写をしている風でもなかったので)
子どもにとってはいい環境だと思う。
リラックスして書いていたので、
きっとここでは良くある光景なんだと思う。
ぐるり一周する間に3〜4組ぐらいみたかな?
お母さんと一緒だったり、兄弟だったり。
一緒にスケッチブックに向かって何かを書いてました。
その他にも、"START (games for families)"と書かれた
案内板を発見。
ここでリーフレットをもらって、館内のポイントを巡るっぽい。
(詳しく観てないので、詳細は不明・・・)
あとは、ポストカードを自由に書くコーナーも。
持って帰ってもいいし、ここに置いて帰ってもいいし、、、とか。
置いて帰ったポストカードのうちのいくつかだと思うんだけど、
展示されてました(笑)
中には、日本のセーラームーンの絵が・・・。
そこには英語で「アニメもアートだ!」って書いてありました(笑)
他にも、通路沿いにこんな風(→)に、
解説ビデオを観れるブースがあったり。
日本と違うのは、まず誰も「あらたまって観てない」こと。
自然です。
さっきの家族向けのゲームに参加する人も、
ポストカードを書く人も、
みんな楽しんでいて、特別なことじゃない感じ。
日本だとまだちょっと美術館に行くのは
特別なことになっている感じがあると思いますが。。。
ナショナル・ギャラリー(*1)も、大英博物館も、
平日にも関わらず、すごくたくさんの人が
作品を観に訪れていました。
ちなみに、冒頭に「入場料無料」と書きましたが、
こんな感じで募金箱があちこちに設置されていて、
寄付が募られています。
希望額としては3ポンドと書いてあるんだけど、
みんな適当に好きな額を入れていました。
多かったり少なかったり。
ちなみに、寄付を募っているのは大英博物館もナショナル・ギャラリー(*1)も一緒です。
寄付で運営ができることは、
この上ない幸せなことだと思います。
(実際は寄付だけじゃ無理なので、企業や大きな団体がスポンサーについているみたいです。)
*1:ナショナル・ギャラリー/西洋絵画のみの美術館。イタリア、スペイン、フランス、オランダ、イギリスなど、時代や国別に展示室が設けられ、ダ・ヴィンチ、ラファエロ、レンブラントなどの作品を観ることができます。